東南アジアの魅力といえば、なんといってもチープな偽ブランド品やパクリ商品ではないでしょうか。
マニラにある「グリーヒルズショッピングセンター」は、そういった商品がずらりと並ぶ巨大マーケットです。
ひとえにグリーンヒルズと言っても、偽ブランド品やパクリ商品が並ぶチープなゾーンとまっとうな商品が並ぶクリーンなゾーンがあります。
チープなゾーンのほうが圧倒的に客の数が多いです。
このチープなゾーンは言ってしまえば怪しげなマーケットなワケですが、エアコンの効いた建物内にあるため、1年を通して暑いフィリピンでも快適にショッピングを楽しむことが出来ます。
クオリティが高い
僕はタイやカンボジア、マレーシアなどの東南アジア諸国にも訪れたことがあり、現地のマーケットで偽ブランド品を見て遊んでいました。
上記の国の偽ブランド品と較べてグリーンヒルズの商品は非常にクオリティが高いです。
だいたい偽ブランド品なんていうのはブランドのロゴが入っているだけで触ってみると安っぽさが簡単にわかってしまうものです。例えば腕時計ならベルトの部分がチャチだし、財布ならチャックの部分がすぐ壊れそうだったり、という感じです。
ところがグリーヒルズに並んでいる商品は、平均的にクオリティが非常に高く、普段使いしてもそう簡単には壊れないであろうレベルです。
クオリティが高いゆえに値段もやや高く設定されているので、「明らかに偽物なのに結構高級」というアンビバレンスに。もちろん本物よりは圧倒的に安いですが。
値段交渉について
東南アジアのマーケットでは基本的にボッタクリの値段をふっかけられるので、値段交渉をしないととんでもない大損をこいてしまいます。
グリーンヒルズも例外ではなく、商品の値段が高めなためより一層慎重な値段交渉が求められます。ブランド時計に至っては交渉しだいで10分の1の値段になることもありえる世界です。
基本的に同じ商品がたくさんの店に並んでいるので、いくつか店を回って相場を知るのが鉄則。
「持ち合わせがこれしかない」
「他の店ではもっと安かった」
などと言って上手に値段を下げていきましょう。
店によってはあり得ないくらい高い値段を提示されることもあり、そういった店で交渉するのは困難なのですぐに立ち去ったほうがいいです。
安全面について
マニラは危険の多い街ですが、グリーンヒルズの安全面については基本的に問題ないといえるでしょう。
もちろんスリなどには十分気をつける必要はありますが、建物に警備員がたくさんいるので少なくとも大きな
ただ強引な客引きもたくさんいるので、気の弱い方は無理やり商品を買わされないように十分に気をつけてください。